Thinking Swim 素人スイマーの水泳思考録

競泳未経験者がwebで水泳を独学中に気づいたことを備忘録としてブログにまとめてます

泳ぎの優先順位を考える =息継ぎって必要ですか?=

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動きの優先順位

水泳ブログといいながら、ちっとも水泳の技術論に入っていきませんが、まだまだ泳ぐ前の頭の整理は続きますw


さて、以前の記事で水中でリラックスするために優先順位の低い余計な動きを極力しないと書きました。

では重要度の低い余計な動きって何でしょうか?

 

例えば、クロールを泳ぐ時に、息継ぎを行います。
クロールに息継ぎって絶対に必要でしょうか?

もちろん必要です!

 

では、”ひとかきで長い距離をスーッと進むようなクロールのストロークを習得したい”という時に息継ぎは”絶対に”必要でしょうか?

そのようなストロークおよびそれに伴うバランスやタイミングの習得という目的に限って言えば、必ずしも絶対必要とは言えませんね。

 

つまり、余計な動きに意識を集中しないということは、言い換えれば目的を限定化するということです。


漠然ときれいなクロールが泳げるようになりたいではなく、この部分をこう変えたいというように目的を限定できれば、その目的に対して意識を集中し、沿わない動きから意識を外すという努力の方向性が決まります。

 

そこで、目的を限定していく時に大切なのが、優先順位の決定です。
例えば、”手先を水にエントリーする時は親指からしましょう”といったアドバイスがあった時に、その内容はきっと間違いではないのでしょうが、果たして泳ぎ自体を大きく変えたい初心者にとって有効なアドバイスでしょうか?そのアドバイスに意識を集中して、動きを変えてみて、泳ぎが大きく変わるでしょうか?

何を優先して目的を限定してゆくか?ということは、当然、各個人によって変わります。

最初の方の記事で自分は「省エネだけどエネルギー効率が良くて、軽く泳いでる割にはスピードがあるリラックスした泳ぎ」がしたいと整理して再確認しました。
そこで、そのためにどんなことが優先順位が高いのか?と試行錯誤した結果は、

 

最優先事項:姿勢とバランス
2番目:体幹の使い方とタイミング
3番目:泳ぎの主たる推進力の動き
4番目:推進力を補助する動き
5番目:息継ぎ

 

と言った感じでした。
これはあくまで私個人の目的とその経験に基づく感想ですので、すべての人に当てはまるとは限りませんが、今でも自分の泳ぎを修正する時は上から順にチェックしてゆくようにしています。
大まかにういと、

体の中心に近いことほど重要度が高く、手先・足先へ行くほど重要度が低くなる

ということですね。
現在ウェブ上には膨大な量の水泳関連の情報がありますので、自分でどこが大事で、何が瑣末かを考える時の基準にしています。

 

専属のコーチでもいれば、このようなことをいろいろ考えて、整理して教えてくれるのでしょうが、現状では自分でやるしかありません。
というか、

自分で考えるのが”楽しい”のです。

初心者のうちは(いまでもそうですが)、ほんの少し動きを変えるだけで、泳ぎが大きく変わるのを実感できます。
ああでもない、こうでもないと試行錯誤してできた時の面白さは病みつきになります。
最初は、運動不足解消+ダイエットだった水泳の目的も、いまではすっかりこの楽しさを求めることが第一目的になってしまってますね。

 

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