Thinking Swim 素人スイマーの水泳思考録

競泳未経験者がwebで水泳を独学中に気づいたことを備忘録としてブログにまとめてます

ストリームライン-7 =蹴伸びのセルフチェック=

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蹴伸びの目安

前回までに蹴伸びのポイントと役割について書きました。
そこで、きれいなストリームラインで蹴伸びができているかどうかを確認する時に、胸あたりに重心を感じることや、その結果胸からお腹にかけて水流を感じることを挙げました。

それらは、自分の体の感覚なので、慣れないうちはよーく意識をして感じ取るために集中しないと、見過ごしてしまうこともあると思います。

 

そこで、それ以外に、目に見える形でチェックしているポイントは、

1-軽く蹴って5mまでいく
2-蹴るための足を置く位置を確認する

といったことを意識しています。

 

1-軽く蹴って5mまでいく

きれいなストリームラインが取れていれば、軽く蹴っただけで5mの目印くらいはすぐに到達できます。逆に言うと、5mの目印まで届かない、あるいは届くけどその時点でほとんど勢いが残っていないという場合はきれいなストリームラインは取れていないということです。

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5mまでギリギリ届くではなく、5mの時点で自分の泳ぐスピードと同じくらいの勢いが残るようにすると、そこからスムーズに泳ぎを開始できます。
その間バタ足もドルフィンキックも入れません。

もし、5mまで行かない場合は、蹴る力を強くするのではなく、自分の姿勢を調整して距離を伸ばすことが大事です。
この軽く蹴って5m伸びて、そこから勢いを殺さずに泳ぎ出すことができていれるかどうか?を1つのチェックポイントにしています。

 

2-足を置く位置

最初に壁に足を置く位置はどの向きに蹴り出してゆくかに大きく関係してきます。

競泳の試合のように飛び込みからドルフィンキックを打って浮上する訳ではないので、ジムのプールでの蹴伸びスタートはそのままスムーズにスイムへ移行してゆくのがベストだと思います。
あまり深く潜りすぎず、浅い深さでなるべく水平に蹴り出すと、泳ぐ時の深さとそれほど変わらないため、楽にスイムに移行できます。

そのためには、壁を蹴る足の位置が非常に重要になります。
おすすめは割と上の方に足をついて、蹴り出す時には水面直下で体が水平になっている状態です。

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この足の位置が深すぎるとどうしても上方向への蹴伸びなって、前に重心が乗る感覚をつかめません。
かといって、深く突っ込みすぎると浮上する時に勢いを失ったり、姿勢が崩れたりします。

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蹴伸びの時に自分が足をどこにおいているかをよく確認してみるのも、きれいなストリームラインへの一歩かもしれません。

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