Thinking Swim 素人スイマーの水泳思考録

競泳未経験者がwebで水泳を独学中に気づいたことを備忘録としてブログにまとめてます

ストリームライン-5 =蹴伸びの役割(1)=

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蹴伸びの役割-1

前回の記事で泳ぎの中で意識するストリームラインの重要性について書きました。

 

ではスタート時やターン時に行う蹴伸びの姿勢には重要ではないのでしょうか?

もちろん大切です。

きれいなストリームライン=最も水の対抗の少ない姿勢ですから、当然タイムアップにつながります。

 

でも、私の場合はスムーズにかっこ良く泳ぎたいと思っているだけで、そもそもタイムを気にしていません。
そんなタイムを度外視した私の場合にも蹴伸びは大切なのでしょうか?

やはり大切だと思います。

理由は次の2点です。

1-蹴伸びがうまいとかっこいい
2-最も水の対抗の少ない姿勢の感覚を確認できる

一つ目は、「1-蹴伸びがうまいとかっこいい」


いきなり主観的な意見ですがw、やはりスタート時の蹴伸びがきれいにできている人は、泳ぎも上手い人が多いです。
反対に、スタート時の蹴伸びがいまいちだと、泳ぎもそれなりといった感じのパターンが多く見られるように思います。
なので、蹴伸びがきれいにできていると、それだけで”できる感”が漂うのです。

 

そもそも最初の頃の記事にも書きましたが、自分が目指す理想的な泳ぎは、この”できる感”を醸し出すようなかっこいい泳ぎでしたので、ここは非常に重要です。

ただし、ここで注意しなくてはいけないのは「かっこいい」とはどういうことなのか?ということです。

もちろん、これは人によって感じ方が違いますので、正解はありません。
では自分の場合はどうか?といいますと、

オリンピック選手が力を抜いて楽に泳ぐような泳

がかっこいいと思っています。
これをもう少し言い換えてみると、

速く効率的に泳ぐためのメカニズムを理解し、

そのためのスキルを体得した人が、

手足に入れる力を最小限に抑えた泳ぎ

と言えると思います。

つまり、うまく泳ぐ人のマネは非常に大事ですが、形だけまねした”つもり”になってもダメということです。効率的に泳ぐメカニズムに対する本質的な理解があって、初めて本格的なマネの第一歩だと思います。

そういう意味で、前に重心が乗ったきれいなストリームラインはスムーズで効率的な泳ぎには不可欠だと思ってます。

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このきれいなストリームラインの蹴伸びができるということは、スムーズな泳ぎについて一定の理解があることの証だと思うんです。
かく言う私も、最初の頃へたくそな蹴伸びにプラスして、見よう見まねでほとんど役にも立っていないドルフィンキックを入れていました(今思うとハズカシイ・・・)。

現在でも完璧な蹴伸びができているとは言えないかもしれませんが、当初に比べて少なくとも蹴伸びとストリームラインに対する理解はだいぶ変わりました。
この泳ぎに対する理解が変わってゆくもの、水泳の一つの大きな楽しみですね。

蹴伸び自体の感覚については次回の記事でw

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